アクリル材を使ってのリングダクトスピーカーを検討してます。
木板であれば、製作途中で多少のサイズ調整や方針転換が可能ですが、既製品のアクリルパイプを組み合わせる場合にリングダクト部がうまく調整できるかが悩ましいです。
これは塩ビパイプ類を使った場合も同様なのですけど…
奮発したアクリル材^^
ちょいと仮に鳴らしてみましたが、このままではパイプらしい不要な共鳴が…
でも、バランスは悪くない感じの音質です。
ユニットはMarkAudio CHR-70v3。
これから音の調整…せっかくのアクリル素材の透明感を活かしたいところですが、内筒回りに吸音素材を貼るなど対策が必要みたいです。
ま、いろいろ試行錯誤…ですね。
2017年3月26日
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ということで追伸…
音については可能性を感じますが、リングダクトの幅、5mm程ありましてこれが広すぎるようで共振域が高い模様。
つまりは低音が伸びないという状況です。
まずはここを試行錯誤。
手元にあったフェルト表面みたいなカッティングシートを貼ってみました。素材的にも不要な高音部の音を吸音してくれると期待…
レッドはなかなか目を惹きます、インパクトはいいです。
しかし、カッティングシートは薄いので音質への影響はほとんどなし…(残念)
ではと…
透明ゴムシート1mm厚を巻き付けてみることに…
これならだいぶんとリングダクトの幅が狭くなります(とはいえ4mm程度)
分かりにくいと思いますが、透明ゴムシートを巻いてます(透明両面テープにて固定)
試聴しますと、かなり良くなりましたね。
低域の量感もぐんっと増えましたが、なんだかクセがあるような感じでピークが極端に出ているのかも。
低音のスピード感は抜群なんですけどねぇ…
もう少し厚めのものを巻き付けるとどう変化するか、試してみようと思います。
2017年3月28日追記
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引き続き追伸^^
もう少しリングダクトの幅を狭めてみたいところ…
そこで用意しましたのがクッション性フロアマット材。
いかにもフローリングというような絵柄はちょっとね…あるでしょ? 木板を模したようなデザインのマット。
ということで、こういうデザインをチョイス(笑)
上記の透明ゴムマットの厚みが1mmのところ、このフロアマット材は2mmほどあります。
裏面はカットしやすいように方眼紙状の目盛り入り。
しかしながら、これカット上はGoodなんですけど、アクリルパイプに貼ると内側から丸見えになるのは想定外でしたけどね~(苦笑)
ということで、作業は簡単。
さっそく試聴…
ううむ、今ひとつ低音域の量感が乏しい…
スピーカーユニットのエイジングがまだまだという点を多少踏まえる必要がありますけど、ちょっとバスレフ効果を発揮しきれてない感じ。
幅を狭めすぎましたかね…
ということは、1.5mmぐらいを試すと面白いのかな?
試行錯誤は続くのであります。
2017年4月6日追記
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