丸型一方出ボックスで遊ぼうと…

電工材で、丸型一方出ボックスというのがあります。
(二方出、三方出、四方出もあります)

手元の5cmフルレンジユニットでちょっと作るかなぁと思ったときに、丸型一方出ボックスの存在が真っ先に頭をよぎりました。
以前、サイズVE28用のボックスに8cmユニットが見事に収まることを発見した次第(メーカーによりますが)

それにこの造形、スピーカーに使うにはなんだか面白そうだとずっと思っておりまして…

 
塩ビで自作スピーカー 活用したいVEボックス
http://diy-sound.net/archives/299
 

ただ、8cmユニットを取り付けたところ、後ろの空間があまりに狭いことに起因してか、なかなか取り扱いが難しい?
ということで、それなら5cmユニットならどうだろう、という次第です。

以前購入して加工した分があったと思いましたが見つかりません。
捨てたのでしょうか? 仕方なくホームセンターで購入しました(2個で約850円)

表にはビスは2本ですが、受ける側は4箇所あります。
ボックスのメーカーは未来工業製。

在庫の5cmユニット。TBのW2-802SDです。
小さいながらもしっかりとした造りです。

ボックスにもうまく納まりますね。よしよし^^

丸型一方出ボックスにユニットを取り付けるだけで、小量空気室のバスレフになるところですが、まぁそれでは音に期待はできないでしょう(ダクト部分も太すぎる)

ということで、この一方出の先を何にするかなぁというところです。
ひとつやってみたい廃材がありますので、後日それで音を出してみようと思います。

 


 

以下2012年06月24日追記

ちょいと時間が空いてしまいましたが、その後の状況です…

まずは丸ボックスの蓋にスピーカーユニット取付穴を開口します。
サイズ的にそう余裕もありませんから、中央部を開口することにします。

センターを簡単に測定してみますとちょうどマーク部分のところ…

ポンチでドリル刃のかかり部分をつくりました。

さて、次はスピーカーユニットの開口サイズですが、これはユニット仕様書から確認すると51.7mmで誤差0.2mm。

52mmで開口すれば問題なさそうですね。

やはり登場の自由錐(自在錐)。
危ない工具ではありますが、こういった小サイズの開口では威力を発揮してくれます。う~ん、手放せないなぁ(^^)

穴を開ける側をしっかりと固定し、ドリルを両手でしっかりと持って作業できれば、そう怖くはありません。
もちろん、自由錐の刃の部分をしっかりと締め付けて使用しなければならないですが、反対側にストッパーとなるゴムがありますので、回転によって刃が飛んでいくというのも防げるはずです。

今回はボックスに固定した上で、フタを慎重に開口しました。
あまりに押しすぎて、開口時に勢いでボックス底をセンターピンで傷つけないように…
なんとかうまくいきました。

開口サイズはバッチリでした。

次に、ひとつ上の写真をみてもらえれば分かりますが、ボックスの受け側には固定用ビス穴(ナット側)が4つありますが、フタには当初2つの穴しかありません。
せっかくですから、場所を合わせて固定できるようにビス用の穴を開けておきます。

ボックス側にスピーカー端子を取り付けて…

こんな感じに^^

この下に伸びるパイプ部の先をどうするかで、スピーカーの性格がいろいろ楽しめそう…どうでしょうねぇ。
ちなみにひとつビンを利用してやってみましたが、いささか締まらない低音なので引き続き検討要^^

手軽に遊べる、こんなお楽しみ系の自作は好きなんです。

 

内容に関係ないものの、写真の色味が違いますねぇ(大汗)
蛍光灯のみ、昼光が入る、いろいろ条件が違うときに撮影している影響もありますが、やはり蛍光灯は曲者ですな…
写真撮影も好きなのに、これでいいのか?などとふと思ってしまう次第でした(^^)

 

(※写真をクリックすると大きく表示されます)

 

2012年05月03日
2012年06月24日追記

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コメント & トラックバック

しゅう :

スワンのようなバックロードにできちゃうかも?
面白そうですね。

ゆったり管理人 :

コメントありがとうございます。
確かにうまいこと音道を作れたら、バックロードのメリットがあるやも。
音像の小ささにはメリットがありますよね。
今のところまずはバスレフ(正確にはダブル・バスレフ)で試行錯誤中です^^

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