スピーカー関連話題

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エージングの状況変化をみてましたRD-CHR70(Type2)の2号機ですが、

 

 

しばらく鳴らして一定の変化を見せたものの、基準としている下段のリングダクトスピーカーには及びません。ううむ、内部構造を少し変更したことが悪い方向に作用しちゃいましたか。

音の傾向を比べますと、低域音は下方向にけっこう伸びてますが、100Hz前後の低域については量感が少ない感じ。
これより音の厚みが少ないというか、ややあっさりとした傾向の音といいますか。

 

ということで手直し^^
木板積層リングダクトスピーカーでは、スピーカーユニット背面の空気振動を最大限利用しようと吸音材は使用していませんので、吸音材の量や材質を変えてみて…なんてことはやれません(笑)
(塩ビ材などの場合には筒鳴り対策などに吸音・振動対策をしてましたけども)

今回の内部構造変更点を戻すような対策をすれば、ユニットも基本構造も同じなので比べる下段リングダクトスピーカーの音に近づくのは分かってます。

こういった際に多少内部の調整をできるようにと内筒と外筒はまだ接着固定してませんでしたので、一度取り外して調整。
具体的には、底面(背面)のスリット幅を調整…

 

 

8cmユニットタイプRD-SA/F80AMGと10cmユニットタイプRD-CHR70(Type2)とのサイズ比較。

RD-CHR70(Type2)は調整後、やはり音の傾向が改善しました。
やや内筒を表に出すように調整しましたので、内筒に面取り加工を施しましたが、これはこれでデザイン上も良い感じですね。

この状態でもう少しエージングさせましょう。

 

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2018年01月07日

週末にたびたび実家で木工作業しますと、木屑というか木粉といいますか、かなり舞うわけであります。
ボール盤でカットする分にはそうでもありませんが、

 

 

筒の内部をフラップホイルで研磨したり、

 

 

さらには外面を仕上げサンダで研磨となりますと細かい木粉があちらこちらへと漂うことに。
(写真は一部手直し中の様子です)

 

基本的に屋外作業により自分はマスクをして対処できますが(全身木粉まみれですけど)、付近にはうっすらとながらも積もりに積もるというワケでして、それは開放型車庫内の車にも被害が及ぶ次第であります。

幸いにも?田舎ですからお隣さん宅までは影響はほぼないと思うところですが、そろそろ何かしら対処せねばなぁと考えております。

 

 

所有しているmakitaのベルトサンダは集じん機に接続可能モデルであることを考慮して、購入するならmakitaの小型集じん機 450(P)がいいかな~と。
フラップホイルで削る際には、ホース吸引口を近くに置いておけばそれなりに吸ってくれるだろうし…と思ってますが、どうでしょうね。

掃除機タイプのも各社出ておりますが、このブロアに外付ダストバックが装着されたような単純機構の方が私の利用には向いているように感じます。
また連動コンセントがありますので、この集じん機のコンセントに例えばベルトサンダを接続しすれば、ベルトサンダの電源オン/オフに連動して集じん機が動作するという点も経済的。

ただ、現在もっとも木粉を巻き上げるのは仕上げサンダ。使用中の仕上げサンダは集じん機未対応なので、作業中すぐ近くにホースを置いて吸い込んでもらうイメージになりそう。
集じん機に対応する仕上げサンダに代替というのも現行機が元気なのでもったいない気がしますし…
汎用的なサンドペーパーというわけにもたぶんいかない(集じん用の穴が開いたペーパーが売られている)

現状のスピーカー製作においては、研磨対象物は大きくないので、作業エリアを木板で囲んで集じんホースの吸い込み口を設け、作業エリアの集じん効率を上げるというのもアリですね、考えてみましょう^^

 

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2018年01月03日

木板積層リングダクトスピーカー、合間を見つけては実家で製作やってます。
年内にもうひとつ聴ける状態にまでこぎつけました。

自宅に持ち帰りユニットを取り付け視聴…

 

 

外形寸法は、縦横26cm、奥行は29.4cm、リングダクト部は直径約23cmです。
ユニットはともにCHR70v3の色違いモデル。

下のゴールド色の方が本外形寸法では最初のモデルで、ちょいと内筒構造などを変化させたのが上の2号機となります。
ゴールドの方はエージング具合も進んでいますから、今回のシルバーの方と聴き比べると音域が広く出てます。
シルバーの方もエージングによる変化で、どこまで伸びてくれるか…

底面の内筒、外筒のスリット幅を少し減らして内筒出口の開口部を広げてみるといった変更をしているのですが、さてどうでしょうかねぇ。
しばらく鳴らしてみましょう^^
(音量上げたいけど、賃貸マンションで最近下の部屋に入居があったのでやや遠慮気味です)

 

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2017年12月29日

ホームセンターにてサブロク板からリングダクトスピーカー用の板の切り出しを依頼しております。
パネルソーはさすがに自宅にはありませんし、自宅でのこぎり(あっても電動丸ノコ)で切るより遥かにカット精度が高いですから利用しない手はありません。

ですが、リングダクトスピーカーの木板積層のために、真四角のサイズにたくさんカットしてもらうことになりますので、木材カット料金が1,000円を超えてしまうこともしばしば。
積もればけっこうなお金になっちゃいます。

そうしたところ、店頭に置いてあった案内が目に飛び込んできて、これは作っておかねば…と

 

 

Goodayカードを申し込んでおきましたら、3週間?ほどかかって届きました。
(写真はチラシですけどね)

Goodayは福岡を本拠地とするホームセンターです。地場系では他にナフコも存在感あります。
さらにはコメリが進出してきて勢力争いが活発な気がしますが、迎え撃つ状況のGoodayにはけっこうお世話になっております^^

そのGoodayのクレジットカードになるのですが、特典のひとつに惹かれましてね~

 

 

木材カット無料!
すばらしい^^

年会費は年間1回でもクレジット利用すればかかりませんから、自分の利用イメージからすれば実質無料です。
ということで、これからもお世話になりますよ、Goodayさん。

 

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木工ボンドは、フランクリンのTitebondをよく使用します。
国産の白い木工ボンドに比べると固まるのが早いし、硬化後は硬くなるので比べると柔らかい国産の白い木工ボンドより研磨しやすいです。

これまでは16ozタイプ(473ml)を必要な都度購入していたのですが、最近使用量が増加してきたので…

 

 

この大容量のタイプを購入してみました。
16ozタイプに継ぎ足して使う予定です(何本か容器は残してますし)

 

 

容量は1ガロンとありまして、3.785リットル!

量は16ozが473mlとありましたから、3,785mlはざっと8倍。
お値段は、16ozタイプがだいたい1,200円に対して、1ガロンタイプがだいたい4,300円でざっと3.6倍(私のネット購入価格比)
うん、かなりお得(笑)

最近やっている木板積層のスピーカー製作では、かなり木工ボンドを消費しますのでね~、しばらくは安心^^

 

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集成材は、無垢材と違って貼り合わせの板ではあるものの、ちゃんと木目もあって板らしい雰囲気があります。
MDFは木材を粉上にまで細かくしたのを再度接着された板ですから、木目なんてありません。

どちらが板らしいかといえば、間違いなく集成材。

では無垢の板、つまりは1枚板を使って作ればいいじゃん!と思われるかもしれませんが…

 

無垢の板であれば、木目など完璧な味わい深い姿を期待できますが、最初は良くてもしばらくすると割れやら反りなどがどうしても出てきますので、スピーカー製作には向いてない素材と言わざる得ないでしょう。
プロの方からも失敗談のようなお話をお聞きしましたしね。

ただ多少割れても問題ない、バスレフ等のように箱にしないのであればアリだと思いますよね、巨大な1枚板を使った平面バッフルとか。

ということで、木材というのはけっこう扱うのが難しい素材だなぁ、というのが感想(やっぱり)。

 

写真は、集成材を使用したリングダクト内筒。

 

反りを防ぐために、貼り付ける木材の方向は交互になるようにしています(これは外筒も同様)
しかしそれにより、表面の硬さが異なるので研磨はかなり大変。
オービタルサンダで丁寧に整えていっても、手でなでると微妙に波打っている感じがあります。ぱっと見た目では分からないレベルまではいきますけど。

また、開口面についても、木目に平行部分と直角部分では研磨度合いが異なりますから、これまたかなり丁寧にやらないと円形が崩れるといった問題が…
集成材の場合の、最も製作難易度が厳しいところかなと思います。

なので工作精度を優先するならMDFだよなぁ、と思いつつも集成材もまだまだ試行錯誤中、もう少し粘りたいなぁと思います。

 

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日頃からお世話になっているある社長さんに、リングダクトスピーカーの試作品ですけど、よかったら事務所に置いてもらえませんか?とお話をしましたら…

 

 

置いて頂けることに^^

 

スピーカーをお届けしたところアンプがないねぇ、ということになって社長さんには急遽CDレシーバーアンプを購入いただくことになったりしてなんだか恐縮…(汗;)
アンプを後日手配頂いた関係で、スピーカーをお届けした日に視聴まではできなかったところ…

 

しばらく経過した先日、仕事の合間を縫って少しの時間お邪魔できたときに聴いてみたら、あれ?やけに低音が出てるなぁと。
鉄骨鉄筋コンクリート建物の4名用応接室の空間(こじんまり)ということもあって低音が効きやすいのかな…とも思ったのですが、どうにも気になりましたので帰宅してネットでアンプのマニュアルを確認したら初期設定で低音増強機能がONになっているとのこと。
(その場で気付けという感じですけど)。

なので、こりゃいかんとマニュアルに書いてあったDIRECTモードで聴いてみてくださいとご連絡したところです。
やりとりした方からは「聴きやすい音になりました」というお声でしたが、低音増強された迫力ある音からするとしばらくはおとなしい音に感じられるかもですね。

 

お仕事のお邪魔になったらいけないので会社名など公表しませんけども、打ち合わせ時などに興味を持たれる方がおられるそうで嬉しいです。

工作精度を磨くべく、コツコツ製作を試行錯誤しつつ進めるのであります^^

 

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木板積層リングダクト構造は、文字通り板を積層接着します。
この接着がある程度想定通りにいけば、精度も上がりますし、その後の研磨作業も楽になります(少なくとも2面の木板積層による段差が低減)。

これまでも冶具を考えて…

 

 

このようにL字型アングルを金具で固定して立ち上げて、接着をサポートしようと試みました。

これを製作する前は何もなく目視で合わせてやってましたが、やはり予想以上にズレたり、やや捻じれたように接着されていたりと問題多々(–;)
その点ではこの冶具もかなり効果を発揮したのですが、問題点も見えてくる…

 


 

仮に15枚の積層では、接着剤を塗って置いて、塗って置いてに時間がかかり、特に夏場は一度に接着するのはやや厳しい。
15枚目を貼り合わせた頃には最初の方はかなり固化が進み、貼り付けズレの調整が困難。

→接着を分割することにして、5枚程度ずつ丁寧に接着した方が良さそう。


 

立ち上げているアングルも、コーナーはアングル2本を結ぶことでしっかり固定されているものの、両サイドは重さがかかると押されて傾く。

→一度に15枚も接着しない前提であれば、ここまでアングルを高くする必要がない。


 

ということで、分割接着を前提とするならば…ということで、冶具を見直すことにしました。

 

 

ある程度平面が確保されているコンクリート板(盆栽板でした)と、丈夫そうな肉厚・幅広L字金具を購入。

構想時にはL時金具の取り付け方法をいろいろ考えて、長さのあるコンクリート板が良かろうと買ったのですが結局はカットすることに。
これなら、これまでのに使っていた30cm×30cmのコンクリート板を流用できましたね。

 

 

コンクリート板に振動ドリルで開口してボルト締めしたところ。
底面はナットが出てますので、それをカバーするようにバランス良く角材を4本ほど両面テープで貼り付けています。

購入したL字金具は、直角を保証するものではありません。
直角に対して多少開き気味だったりその逆だったりしてましたので、万力に挟みハンマーで叩くなどして微調整してます、まあまあでしょう。

 

 

接着する際は、写真のようにベースの板を敷いて、この上に対象板を置いていきます。
(接着剤が垂れてきますから、不要な紙などを置いておいた方が無難です)

今回の冶具、18mm厚の板であれば、7、8枚程度までは一度に接着できそうです。

L字金具はがっちりとしてたわむ感じもありません。強度的にはばっちりですね。
これで2面をサポートしてうまく接着できればなによりです。

4面をサポートしないのは、ホームセンターにあるパネルソーのカットでは1、2mmの誤差が生じるため(かなりうまくやってくれたら0.5mm程度)。
NC旋盤により切り出すならば、かなりの精度でいけるんでしょうけどね~(木工プロの世界ですね)

 

ほんと接着がうまくいくかがものすごく大事。
さてさてどうでしょうか、次回作業が楽しみです。

 

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作業ミスなんですが、けっこうショック…

 

 

これは内筒のカット模様(以前アップの写真ですけども)

今回、集成材でせっせと同様の作業を行なっていました。
人間の脳は、すこ~しずつ、すこ~しずつ、変化するのはなかなか認識してくれないってこと、よくわかりましたよ(笑)
テレビのクイズで、映像をずっと見ていて少しずつ色が変わっていくのを気づかない、というアレと同じです。
(変化前後をいきなり比べたらはっきり違いが分かるのに不思議ですよね)

どういうことかといいますと…
自由錐という道具を使っていましたが、これが今回のミスとなった道具(自分の不注意というかミスなんですけど)

 

 

左右アームにある刃の位置を蝶ネジでそれぞれ固定して、開口寸法を決定するものです。
いつもきつく締めてますからこの刃の位置がズレることはなかったのですが…

今回それはほんとに、すこ~しずつ、すこ~しずつ、ズレていったようなんです。
その後おかしいと思って調べても、ガタツキなどありませんでしたから(とほほ)

今はペンチでグリリッと締めこんでますけどね!

 

 

しかしこんなに幅が変わるまで気づかないなんて…

いよいよになって思ったんですよ、クランプで挟んで自由錐でカットしているときに、「あれ、こんなに余裕があったけ?」と。

自由錐の刃がぐるぐる回転しますから、刃の当たらない残る幅の部分をしっかりクランプで挟んで押さえつけておく必要があるのですが、クランプを効かせるように挟むとけっこうギリギリなところなんです。
ところが、気づいたらけっこう余裕…???…と。

もっと早く気づけばやり直しが早くできたんですけどねぇ。

当初18mmぐらいだったのが、28mm近くまで広がってます(右側は未接着)
左の方も、18mmからスタートして少しずつ広がっていましたが、まだなんとか許容範囲か…ということにしますが、28mm近くまで広がった方は空気室容量は少なくなるし、左右でここまで内部が違う状態と分かって今から作りこんでいくのも嫌だなと。

 

ということで、右側のミス分はすべてボツ、はい!やり直し~
とほほですが、再度サブロク板の購入から必要となりました…のです(涙)

教訓、自由錐に限らず工具の状態はちょくちょく確かめて作業すること…ですね。

 

(※写真をクリックすると大きく表示されます)

 

パソコンを代替したところ、前パソコンに使用していたUSB-DACのドライバがないために使用できない状態に…
まぁ、当時でもお安いモデルでしたし、USB端子部がグラグラしていて接触不良気味だしそろそろ買い替え時期かな~という状況ではありました。

そこでいろいろ最近のモデルを確認しますと、アンプ一体型のコンパクトなモデルもけっこうあって悩みましたが、アンプは別にあって別に壊れてもいない。
ということでアンプは不要なので、純粋にUSB-DACとして頑張ってもらえれば良いので…

とけっこう悩みましたが、ハイレゾ再生ソフト「AudioGate」フルスペック版の利用ライセンスがついてくる

 

 

KORGのDS-DAC-10Rにしました。
2015年11月の発売モデルですからやや経過してますが、DSDは5.6MHz、2.8MHz、PCMは192kHz/24bitに対応しているので当分は問題ないでしょう。
AudioGateとの組み合わせで、DSDネイティブ再生出来る点もメリットかなと。

 

 

USB-DAC+ヘッドホンアンプという機能。
つまみはヘッドホン音量になってます。

 

 

かなりずっしりとした重さがあります。
銅色の背面パネルは底面にも続いています。

 


Win10にドライバをインストール、無事認識されました。
ヘッドホンボリュームの根元部が光りますが(インジケーター)、以下のような関係になってます。

サンプリング周波数 → インジケーターの色

44.1kHz/48kHz → 緑
88.2kHz/96kHz → 紫
176.4kHz/192kHz → 白
2.8MHz → 明るい青
5.6MHz → 暗い青

 

 

最初、AudioGate経由は問題なく音がでるのに、例えばYoutubeなどの動画を再生しても音がでないという状況になり「?」と思って調べてみると、Win10の再生デバイスからKORGのラインドライバのプロパティより、共有モード時を16ビット・サンプリングレートを選択すると音が出るようになりました。

 

 

AudioGate、久しぶりに使用します(以前ツイッターアカウントで使用できる際に少々使っていた以来)

 

(※写真をクリックすると大きく表示されます)

 

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