木板を使ったリングダクトスピーカーでは、木板の積層接着をけっこうやります。
10枚以上を重ねて接着しますと、1枚1枚はたいしたズレではなくても、出来上がったら…
あら? 傾いてる?
なんてことも(汗)
以前、内筒用の治具は製作しています。
内筒サイズに合わせてパイプを3本立ててズレを防止するもの。
これが、あるとないとでは大違い!
内筒の製作制度はぐんっと上がったのであります。
対して、外筒は…
こんな感じで特にサポートするものはなく、まっすぐかなと目でみて調整をしてます。
正方形の積層なので、4面でズレがないように合わせていけばうまくいきそうなのですが、これが出来上がると傾きやら、上からみたら微妙な回転ズレが出来たりと(大汗)
これを後にサンダなどで調整するのはめちゃくちゃ大変になりますので、やはり精度良く接着するに越したことはない!
ということで、外筒接着をサポートする治具を製作することにします。
まずは材料の買出しです。
・土台となるコンクリート板
・アングル(900mm×2本)
・L字金具
・ボルト・ナット類
・アングル上部の固定用ステーとして使おうかという金属薄板
・ベニア
・8.5mmコンクリート用ドリル刃(振動ドリル用)
5,000円ちょっとの買い物です。
土台部分は悩みましたが、インターロッキング用と思われるコンクリート板(30cm×30cmサイズ)、これにL型アングルを立てて接着時に2面をサポートするようにしようかと。
なぜ2面かというと、ホームセンターでカットを依頼しても数ミリズレ等が出てきて、全て同じサイズにはなりません。
なので、3面もしくは4面を固定しようとしてもわずかな大小により隙間ができる要因になり、これでは治具をつくる意味がありません。
ということで…
そもそもサイズが微妙に違うという前提で、2面をきっちりとあわせて、残り2面で凸凹を調整しよう、という次第です。
さてどうなりますか。
(※写真をクリックすると大きく表示されます)
コメント & トラックバック
コメントする