Stereo誌 2011年7月号付録 Fostex製8cmスピーカーユニットの試聴

先日組立てましたStereo誌2011年7月号付録のP800、まずは鳴らしてみないと…

Stereo誌 2011年7月号付録 Fostex製8cmスピーカーユニット組立

取り急ぎ鳴らそう、ということで「DIY AUDIO SA/F80AMG」を装着しておりましたリングダクト RD-801(記事中のユニットは「PARC Audio DCU-F101W ウッドコーン8cmフルレンジ」)と取り替えてみることにしました。
とはいえ、開口サイズ、ビス穴サイズが違いますので、ユニットを取り付けているVU100のキャップ部ごと取り替えることになります。

ガサゴソと保管中の塩ビ材にVU100のキャップが余ってなかったなぁと探してみると、幸いありました^^
さっそく自由錐で開口し、ビス用の穴あけと塩ビ表面の凸文字を紙ヤスリで削りました。紙ヤスリの作業をぼちぼちやって1時間ぐらいの作業ですね。
これぐらいの作業は、賃貸物件のベランダでも難なくできますが、木材加工はちょっとゴミや音に気を使いますね^^

取り付けるP800ユニットの方も、先日はリード線を端子に巻きつけただけでしたので、ここは半田付けを行っておきます。

余分なところは切断していいのですが、ぐるんと巻きつけて半田でペタリとしてます。

そして開口加工したVU100キャップに取り付けます。
これをリングダクト RD-801に装着しているDIY AUDIO SA/F80AMGのVU100キャップごと交換すればよいというわけで、こういった組み換えの自由度の高さは塩ビ材を使ったスピーカーのメリットのひとつですね。

樹脂製ビスと、表側はステンワッシャーとゴムブッシュを配し、裏側は樹脂ナットとステンワッシャーという組み合わせ。
樹脂製のワッシャーがあればよかったのですが、手元の在庫切れ中…

裏側の様子
Stereo誌のロゴが存在感を出してます^^

で、取り付けたらこんな感じ…
(部屋を広く写せません、あまりに見苦しいので・汗)

表面取り付けのユニットなので、リングダクトの円を基調とするデザインにはやや合いません…

肝心の音ですが…

このユニット、けっこう低音出るのですね。
もう少し軽い感じの音なのかと思いましたが、素直に驚きました。

低音がよく出ると言われるDIY AUDIO SA/F80AMGと比べても、それほど量感が劣るという感じでもなく「お、いいじゃん!」という低音域。
エージングしてなくてこれですからねぇ、FOSTEXによるバスレフ向けにチューンされたユニットの実力でしょうね。
これからエージングが進んだらどうなるか興味あります。

実は、低音増強にちょっぴり役立っているかもしれないことをしました。

ユニット組立て時、センターキャップはボイスコイルボビン部とキャップの内側とを接着してますが、乾いたあとに“見た目をもう少し整えよう”とさらにキャップ周りを埋めるかのようにキャップとコーンの谷間を接着剤をぐるりと塗りました。なので表からセンターキャップの境目はまったく見えなくなってます。

この接着剤の増量分、若干ですがコーン部が重くなってますね。
コーンが重くなると低音が出やすくなる傾向があります、逆にキレ等がスポイルされる可能性はありますけど…いずれも些細な影響かな?

まぁ、なかなか良い音だなと思って聴いております。

 

2011年07月31日作成
2011年12月10日一部更新

 

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