RD-CHR70(Type3)の簡易測定

RD-CHR70(Type2)とRD-CHR70(Type3)はサイズが違います。

 

RD-CHR70(Type2)
 筐体サイズ 縦:約26cm 横:約26cm 奥行:約30cm
 リングダクト直径(外径):約23cm
 リングダクト長さ:約28cm

 

RD-CHR70(Type3)
 筐体サイズ 縦:約30cm 横:約30cm 奥行:約31.5cm
 リングダクト直径(外径):約26.5cm
 リングダクト長さ:約29.5cm

 

聴いた感じは、RD-CHR70(Type3)の方がすっきり傾向の音ながら低音は大型化により伸びているな、という印象。

さて特性上実際はどんなものか…と、PHONIC PAA3を取り出して簡易測定と参ります。
いつものようにユニット前30cmにマイク位置として、90dB手前の測定となる音量でピンクノイズを再生します。

比較として、まずは以前測定していましたRD-CHR70(Type2)の周波数特性。

 

では次に、RD-CHR70(Type3)。
ピンクノイズの測定で、グラフは絶えず動いてますので2つUPしてみます。

 

 

すっきりと感じさせるのは125hz~400hzあたりがやや弱く出ているところでしょうか…ね。
ユニット特性上、400hzあたりに少し谷があるところのようではありますが…

グラフ上、低音はRD-CHR70(Type2)も頑張ってますから大差ないように見えますね。

これぐらいの差なら、26cmサイズのRD-CHR70(Type2)でいいじゃん、と思わせます。
バランス的にはそうかなと…

でも、RD-CHR70(Type3)の方が比べちゃうと解像感から低音の出方がよろしい…
(ちなみに同じCHR70V3を付け替えているのでエージングによる音の出方の違いはございません^^)

音量を上げると…賃貸マンションの下の住人殿に怒られそうな感じです(ご不在時を狙わないと・笑)

 

映画「Prometheus」のオープニング、白っぽい坊主筋肉モリモリ宇宙人が滝に落ちていくまでのシーン、なかなかよろしゅうございます。
低音側の若干の伸びと量感の違いを感じるものだな~、と思いました。

 

次回作は125hz~400hzあたりをもう少しフラットに引き上げたいところですね。
若干空気室とダクト長さを減らす(短く)方が良いかもと思っています。

実はミスで1枚多く積層してしまったRD-CHR70(Type3)なので、1枚減らして縦・横・奥行をすべて約30cmという正立方体に近づけた方が視覚的にも良いように思いますし…

引き続き(脳内)試行錯誤から(実)試行錯誤とやっていきます^^

 

(※写真をクリックすると大きく表示されます)

 

2018年07月08日

トラックバック

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメント & トラックバック

コメントはまだありません。

コメントする

WP-SpamFree by Pole Position Marketing