スピーカー製作、接着精度がとてもとて~も重要と思うのであります。
木板積層タイプとしているリングダクトにおいては、重ねて接着する枚数が多いことから、接着精度が後々の工程に響いてきます。
精度が出てないと接着までやっておきながら最悪使えないという事態も考えられます。板も接着剤も無駄になっちゃいます。
ということで、やっぱりどうにかしないとな~、と思うのが内筒接着用の冶具。
現在使っているのがコレ。
下の方はガッチリとサポートするのですが、上の方になってくるとポール部が開き気味になって接着対象物とに多少ながら隙間ができてしまい、それが接着精度の悪化につながっています。
今のところ対策として、ガッチリとサポートできる下の方で3枚程度ずつ接着することにしてますが、そうなるとそれが乾くのを待ってから次の3枚を接着といった具合で時間効率が悪い!
夏場なら30分もすると作業強度が出ますが(タイトボンド)、冬期でしかも湿度が高いなんてなると2時間経ってもまだベタベタなんてことも多々…
ということで、直角を出してガッチリと上部までサポートできる冶具が必要、と結論に至りまして…
鉄板にサポート支柱を固定する方法を模索中。
白っぽく写っている板は鉄板です。
約40cm×40cm。さび止めを塗ってますのでこんな色になってますが、ずっしりと重いです。
5mm厚はあったと思います(測ってない・汗;)
実家で眠っていたもともとはもっと広い鉄板からこのサイズに切り出しております。
現在使用中の冶具は、土台部分は厚い木板で、ポールを差し込む金具をビス止めしてポールを差し込み固定していましたが、今回は鉄板土台とする計画です。
まだ検討中ですが、鉄板の上にアングルを3本立ち上げ、1本は可変式にしようと思います。
支柱1本を可変とすることで、サイズの異なる円柱状の接着を可能にしたい考え。
アングル支柱は、ボルト・ナットによる締め付け固定+部分的に溶接(親父作業)にて強度を上げようと考えてます。
支柱だけでは弱いので、接着面の反対側に斜めに支持するつっかえ棒となるよう鉄板をホームセンターで購入。
1本は可変とするので、スライドできるよう鉄板に穴を開ける必要もありますね。
また作業が進みましたらご報告します。
(※写真をクリックすると大きく表示されます)
2018年01月27日
コメント & トラックバック
コメントする