フルレンジやウーファー、ツイーター等のタイプがあるスピーカーのユニット。
主にはこんな形してます。
このスピーカーユニットは、どんな構造なんでしょう…
本を参考にイラストを作成してみました(一般的なスピーカーユニット例)
断面図ですから、磁石が上下に分かれてますが実際は輪になってます。
実際の写真で確認すると…
こんな感じですね。
フレミングの法則ってあるじゃないですか。電流の方向、磁界の方向により力の働く方向が決まるというアレです。
(法則と聞くだけで文系のオイラには頭が痛いところですが)
電流が流れる電線をくるくると巻くと、そこには磁界が発生します(巻かなくても磁界はあるんですけど、巻くことで強くなる)。
いわゆる電磁石状態ですが、電磁石と上の写真にあるようなほんとの磁石^^との間で発生する、引き寄せられる力、反発しあう力を利用してスピーカーの振動部、コーンを動かすわけです。
イラストをみてもらえば分かりますが、コーン部は本体部分とはエッジと呼ばれる表面から見える接合部(円周部)と、背後からフレームの間に覗くダンパーとにより保持されています。
エッジもダンパーもいずれも稼動するもので、コーンは固定されずに浮いたような状態にあります。
この浮いている側にボイスコイルが仕込まれていて、ここと磁石との間で動作パワーが生じるわけですね。
で、せっかくなんで“こんな感じで動く!”というアニメーションを作ってみました。
まぁ実際こんなイメージになるには、よほどの音量で低音域を入れてやらないとこんな派手には動かないでしょうけど、ま、イメージということで^^
(画像をクリックすると大きくなります)
こんな単純な動きの大、小で音、メロディが生まれるんですから驚きますね~
2008年02月12日作成
2011年10月11日一部改訂
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