リングダクト方式を考えていますと、バスレフ型のダクトとして通常のパイプを筐体に取り付けたりすることがありません。
でも気になるものはあります。
それは、
塩ビ・パイプの端に差し込むことで、塩ビパイプの切断面で配線を傷めないようにという使い方がされていますね。
またパイプに限らず、鉄製の箱に穴を開けたところに配線を通す場合にも、鉄板をホールソーで開口した場合には切り口で配線を傷める恐れがあります。
そこで、こういったツバ管を差し込んで配線はこのツバ管内を通すと大丈夫というわけです。もっとおおきな開口であれば違う方法が使われますけどね。
写真のツバ管は内管直径9mmの長さ5cmのもの。
ツバ管ではVE22用までは見たことがありますが、いずれも長さは3cm前後です。
電気工事用・電材大手の未来工業からもツバ管が発売されておりますが、購入時は蓋が付いていて開口していません。
すぐ取れるのですが、接合部の痕が少し残るようです。
ELPA製はその点最初から開口仕様で助かります^^
ホームセンターでELPA製はよくみかけますね。ホームセンターに行くと、こういうスピーカーに使えそうな物が見つかって楽しくてなりません。
嫁さんからすると、ガラクタが増える…と理解に苦しむようですけど(笑)
さて、このツバ管を購入したもののまだ出番がありません。
塩ビ部材が押し入れにたくさんありますから、小型JSP方式(※)の製作に使ってみようかと思っているのですが、よくよく考えたらこれ5個入りですね。
JSP方式ならスピーカー筐体ひとつに対して4個のダクトが基本形、ツバ管がLRで計8個必要となりますから、今度もう1パック買っておこうかなと思う次第です。
※JSP方式はユニットに対して通常の約2倍の筐体(空気室)が必要とされ、スピーカーユニットも10cm以上を推奨されていますので、このツバ管で考えるサイズではJSPは成立しないと思われます。
2010年03月14日作成
2011年12月11日一部更新
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