外筒用の積層接着用の冶具(VU200ソケット+アルミアングル)

VU200ソケットを使ってうまく外筒接着をサポートできないか…
やってみました^^

 

VU200ソケットに、2mm厚の25mm×25mmのアルミアングルを3本でちょうど良いサイズです。

ガタつくような隙間はなく内側からサポートしています、重ねる際に木工ボンドをなじませるためにグリグリと板を動かすことができる程度の適度な余裕もあって、うん、いい具合。

なんだかこのVU200ソケット×アルミアングルの冶具を先に考えて外筒開口サイズを決めたのでは、というぐらいのちょうど良さ(びっくり)

 

上から見たところです、いい感じですね。

アルミアングルをVU200ソケットにビス止めしようかとも思いましたが、それぞれバラバラでも問題なくサポートできますね。
その方が都合がよいのでこのままいきましょう。

さて、VU200×アルミアングル冶具は、内側をサポートしてくれますが積層時の捻じれには対応できません。
なので、これまで使っていた外側からサポートする冶具と一緒に使います。
(ひとつ上の写真に写っています)

これは捻じれを防ぐのが目的で使いますので、これまで外側の冶具でL字に2面をサポートしてうまく合わせようとしていた時ほど神経は使わずに済みます。

ホームセンターでカットした状態から完璧な正方形は無理なので、外側で合わせようとしても凸凹が出るのはそもそも仕方ない状況…

そして内側もズレること“多し”となります、これは接着後に内側を覗いて分かる事態となるワケですが、外側がズレるより内側がズレる方が困ります(ダクト形成部ですからいつも同じように接着したい)。

接着前に2面をサポートして板を重ねて内側のズレ具合を確認・調整(板の向きを変えたり入れ替えたり)して接着作業とするのですが、どうしても意図しないズレが起きてしまうものでして…

その点、今回のように内側優先で接着しますと、外側に多少の凸凹が出る前提ながら内側は揃いますからね。

外側はいずれにしても研磨しますし多少の凸凹は問題ありません。

既存の外側サポート冶具の高さが低い(9枚積層までサポート)ので、16枚を2回に分けて接着することにしましたが、いやぁ、かなり外筒接着が楽ですね。
(アルミアングルは長すぎたのでディスクグラインダーで7cmほどカットしました)

 

接着後の内側です。

各板は、自由錐により表側、裏側からとカットしていますので断面が少し山なりになっていますが(切断面の色が違う理由です)、これは研磨してかなりフラットになるまで整えます。

これに加えて接着ズレあると、大幅に削り込む必要が出てくるので大変なんです。

写真では分かり難いかもしれませんが接着面はうまく合っています、内側サポートのVU200×アルミアングル冶具は成功です。

これで外筒の接着安定度が大幅に向上しましたよ。

 

(※写真をクリックすると大きく表示されます)

 

2018年09月02日

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