外筒用の積層接着用の冶具検討(VU200ソケット活用へ)

外筒の接着精度向上に向けて検討中です。

前回はどう対策しようかな、という程度で

外筒用の積層接着用の冶具検討開始

をアップしてましたが、ホームセンターのアングルとL字金具でうまいこと組み合わせて内部から支える冶具を、と検討したもののこれはけっこう難しい。
3本の支柱で内部を支えようと考えても、この3本の支柱を精度よく平行に保持しなければなりません。

ボルト・ナットで位置決めして締め上げたとして、さて精度が保てるのかという疑問が…

 

そこで抜本的に方向性を変えます。
精度の高いモノをベースに、うまいこと外筒内側をサポートするため隙間にちょうど良いスペーサーを組み合わせる、という案です。

そこで取り寄せましたのが、

 

VU200のソケットです。

圧のかからない配管用の塩ビパイプ用部材です。雨水配管等に使われるものですね。
VU200のパイプをつなぐための部材で、外径230mm程度です。

規格品でもありますし、外径の平行性というのでしょうか、上部と下部の径サイズが違うということはないでしょうし、精度については問題ないでしょう。
(側面に文字等があるところは外す必要はあります)

このサイズ、最寄りのホームエンターでは売られてないサイズで(VU150まではありますけど)、ネットで取り寄せました。

 

今回接着しようとしている外筒の内径は265mmありますので、単純に直径ベースで35mm程を確保できるスペーサーを何か探せば、外筒の内部からの保持がうまくいく、という算段でいます。

 

スペーサーは、Lのアングル的なものがいいですね。VU200ソケットの外面にV字となるアングルの2点部を当て平行に密着させると精度が出るはずです。

アルミ製から鉄製などいくつか候補を見つけてますので、サイズ違いになっても良いので均等に3か所にスペーサーを入れて、うまく265mmをサポートできる組み合わせを探せればと思っています。
少し直径(サポートサイズ)が小さいようであれば、VU200ソケットにスペーサーを巻くことで調整できると考えています。

他の作業をやっていて本件遅れてますが、引き続き検討継続です(ぺこり)

 

(※写真をクリックすると大きく表示されます)

 

2018年07月29日

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