内筒接着用の冶具、再検討(2)

前回の

→ 内筒接着用の冶具、再検討(1)

に続きまして、製作状況のご報告です。

とはいっても、親父殿がかなり作業を進めてくれまして、1週間後に実家を訪れたところほぼ形が出来上がっておりました。

素晴らしい!

ところが、少しばかり接着対象物(予定最大サイズ)の直径が収まらない、という状況が判明しましたので、

 

 

3本の支柱の1本を可動式にして、スライドさせることで対象物のサイズに合わせられるようにしているのですが、そのスライドさせるスリットの長さを調整中…

現在所有する自由錐で切り出せる最大サイズまでカバーできるようにしています。

 

 

上から見たらこんな感じです。

右下の支柱が可動できます。
支柱の後方には斜めに支える鉄板を設置し、支柱の上部が外側へと広がろうとする力に対抗するようにしています。
支柱はボルト・ナットを緩めて可動させ、対象サイズに合わせてしっかり締め付けることで対応。

 

 

丸板を置いてみたところ。

でもって、この丸板を上にずらしてみると…

 

 

ご覧のように上に動かしても支柱間隔は同等に保たれています。

支柱とベースの鉄板との取り付け具合は、これまでの作成冶具に比べると明らかに強固。
これなら、内筒12枚ほどを一気に接着できそうですね。
かなり作業効率が上がりますよ、期待できます。

あとはベース鉄板の裏側にボルトの頭が出ておりますので、ボルト部を隠すように木板を張り付けてボルト部に負荷が集中しないよう加工しようと思います。
5mm厚程の鉄板とはいえ、50kgほどの重しが乗れば多少たわむでしょうからね。

次回その対応を行った上で、いよいよ製作本番に投入です^^

 

(※写真をクリックすると大きく表示されます)

 

2018年02月06日

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