MDFでリングダクト 加工(3)

外筒の接着と平行して、内筒の切り抜きを行います。
 
MDF板の切り抜きはほんと楽です、断面も均一ですし。

 
内筒の背面側の板は、トリマで面取り加工を施しておきます。
この背面側の板を接着する前の段階でその他のドーナツ状にした内筒用の材料を接着します。

 
さて、接着をしますと当然ながら外筒も内筒も同様に接着剤が中にも外にも垂れます。
垂れるほど接着剤を塗るというのが基本ではありますけども、外面は当然ながら内部も見えないとはいえ綺麗にしておきたい。
ということで、筒の両側からフラップホイルで研磨できるように、一旦背面側の板を接着する工程を分けております。

ということで…外筒の接着時も、内筒の接着時も…

 
フラップホイルが内部の研磨には必需品!というように、ゴリゴリとはみ出た接着剤から多少の凸凹をならを作業を行うわけです。

今回、外筒の接着剤には

 

タイトボンドというアメリカのフランクリン社製の木工ボンドを使用。
硬化時間も比較的短くとても扱いやすいです。
固まるとけっこうカチコチになって、硬いおかげで研磨もしやすい。
 
対して内筒は、国産の白色をした木工ボンドを使用しました。
多少ながらコストを抑える期待もあったりしたわけですが…

接着性能については問題ないのですが(かなり使ってはおりますので)、はみ出た部分の白い接着剤は硬化後も弾力性が残りカチカチとはならない(コ○シ製)
ふんだんに塗ったものですから、けっこう内部にそれが垂れておりまして、外筒(タイトボンド接着)と同じようにフラップホイルでゴリゴリやっていたら…

 
熱で溶けてしまって、フラップホイルにべっとり…(タイトボンドではこうなったことはありません)

接着後に垂れた部分をすぐに拭き取れるなら良いのですが、重しを載せている状態でどうしようもない内部となる場所にはちょっと不向きな感じがしますね。
ここはタイトボンドで行くべきかな~と今後に活かしたいところ。

 
外部のはみ出た接着剤は、オービタルサンダでやりますから内部より効率性は上がると思います。

 
(※写真をクリックすると大きく表示されます)
 

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