サブロク板と呼びますが、そのサイズは1820×910(mm)。
全然サブロクじゃないじゃん!
とは思えてしまいますが、昔ながらの一尺約303mmを基準にしているからで、横3尺(約910mm)の縦6尺(約1820mm)になる、というワケです。
ホームセンターで買える板のサイズはいろいろありますが、このサブロク板サイズは種類が多いですからスピーカーの板取りを考える際にも基準になってますね。
そこでリングダクトスピーカーですが、積層するものでけっこうな板を使うことになります。
板を組み合わせてボックス形状に組み上げるのとは、好んでというか必然というか、かかる手間が違います(笑)
サブロク板から何枚切り出したらもっとも効率が良いかなぁと考えますと、横910mmから考えると220mm×4枚(カット幅が短くなるので)。
縦1820mmですと同様に220mmカットで8枚とれます。合計32枚となり、片チャンネル16枚構成までいけます。
自由錐で切り抜けるサイズが直径200mm程度の円ですから、まぁちょうど良いところであります。
ちなみに18mm厚を15枚積層しているのが現行設計、奥行きサイズが270mmとなりカラーボックスの天板(横向きにしたら側面板)にちょうど置けるぐらいのサイズです。
こんな状況を踏まえて考えるリングダクト構造スピーカーの容量、ダクト幅・長を勘案すると、8cmのスピーカーユニットがベストかな~というところなんです。
10cmユニットを使うにはもう少しサイズアップを考えたいところなんですよね。
実際、木板積層リングダクト1号機は10cmユニットでしたし、その後もテストをしてまして可能性は感じてます、また近くやります(笑)。
今回は8cmユニット用の開口作業。
以前は、バッフル面を取り外しできるようにして、スピーカーユニットはバッフル面の裏側から取り付けるなど多少凝った構造にしてましたが、今回はシンプルにいきます!
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