中野 裕さん製作の「四角の箱型リングダクト」

中野 裕さんより、ご連絡と写真のご送付を頂きました。

四角の箱を二つ組合せてあり、角型版のリングダクトという感じです。

私は円にこだわっていたので角型は製作したことはなく、箱を組み合わせたイメージをしたことはあったのですが写真で拝見すると新鮮でした。

メールで頂いた内容とともにご紹介します。

 


 

材料はちょっと贅沢をして15mmのロシアンバーチを使いました。
ユニットはフォステクスのFF105WKです。

音に関してはオーデオレベルの音は初めてなのでよく分かりませんが、低音の出方などは期待以上の物でした。
こんな小さなスピーカーからこれほどの音が出るとはというのが,正直な感想です。

角形の最大のメリットは工作が楽なことです
後、寸法の制限がありませんのでもっと大口径でも作ることが出来ます。

設計段階で結構大きくなるなというのは分かっていたのですが、10cmのユニットには結構贅沢な箱になりました。

設計時の計算にはDIY Soundのシステムを利用させていただきました。
どうもありがとうございます。

 

※写真をクリックすると大きく表示されます。

(内側の箱を手前に引き出したところ)

 


 

私の木板積層リングダクトは、外側は同様の立方形ながら空気室容量は構造上思うほどとれません。
その点、四角の箱型リングダクトは空気室容量を有効にとれる点はメリットですね。

また、記載されていますがサイズについても自由度が高いですから、製作に取り組みやすいと思います。
(私も四角箱型を作って聞き比べをしてみたくなりました)

この度は製作からご連絡まで有難うございました。
今後とも宜しくお願いします。

 

(※写真をクリックすると大きく表示されます)

 

2012年03月28日

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