SONIC IMPACT GEN2 T-AMPを購入

持ち運べるアンプを探しておりました。

最近のデジタルアンプ(D級動作)は小型で、ACアダプター電源で駆動するものが多数でております。それに音の評判もなかなか。
ひとつ欲しいなぁ、と思い始めてしばらく経ちます^^
(最近は多少我慢することも覚えましたかね・苦笑)

 

先日飲み会で話していたら、せっかく小型なので知人宅などに持っていって自作スピーカーの視聴に使うと便利だ、ということで「それっていいね!」と盛り上がりまして、物欲の神が降臨されました(笑)。

いろいろ見てますと、サイズもいろいろありますが基本的には小型のものが多く、問題はACアダプター電源タイプは電源をどうするかだけです。コンセントを借りれば問題ないのですが、まぁ屋外ってことも想定してDC9~12V程度の外付バッテリーを準備するかな~という感じでありました。

 

そんな視点で改めて検索していたら、あったんですね私の用途を満たす素晴らしいアンプが(笑)

2008年頃に発売されたSonic ImpactのGen2 T-AMPというアンプです。
集まれ塩ビ管スピーカーの先輩がブログ等でも紹介されてまして、とても参考になりました。

 

SONIC IMPACT GEN2 T-AMP 購入 地蔵の気まぐれブログ/ウェブリブログ
http://jizounokimagure.at.webry.info/200806/article_2.html

 

何が良いかって、これ単三電池8本を内蔵してACアダプター不要で鳴らせることができるんです。まぁ、どれぐらいの時間聴けるかは置いておいても、これぞ自分の希望にど真ん中ストライクではないですか。

これに決まりでしょう!

でも、発売が2008年ですし、デジタルアンプのような世界はモデルチェンジが早くて他メーカーはどんどん新作が展開されています。
このアンプは後継機が特に出た様子もなく、自然と市場からフェードアウトしつつあったようで、お店やネット通販の通常の販路からは姿を消しておりました。
ところが、先日オークションサイトを眺めておりましたところ、メーカーから残る在庫分を全て仕入れたとして新品の出品ありましたので、価格もお買い得と感じて購入しました。

箱から取り出すと、いやあ軽い!

普通アンプを想像すると、ずっしりと重いというイメージがありますが、このGen2 T-AMPはプラスチック筺体であることに加え、内部も拍子抜けするほど軽い感じです。
単三電池8本を装填してやっとこれぐらい重さがあってもいいよな、という感じになりましょうか(笑)

見た目からしてとてもシンプル。
中央のボリュームがスイッチを兼ねていて、プッシュするとボリューム・ノブが飛び出してきてスイッチオンとなる仕組み。
ボリューム部には青のダイオードが入っているようですがあまり目立ちません。

裏側もシンプルで、L/Rのスピーカー端子とAC電源端子、それとイヤホンジャックがあるだけ…
裏面を覆うパネルは薄いアクリルのようなもので、手前側の端がめくり上がっている姿はチープ感が漂いますなぁ(ま、個体差でしょうけど)

裏側は単三電池が8本収納できるようになっています。
まだ電池は入れてませんが、ACアダプターを接続してとりあえずの視聴。

スピーカーはリングダクト RD-801を接続して、まずはパソコンのイヤホンジャックから取り出した音を流してみます。

 

!!!

 

す、すばらしい! 評判通りの音ですね。
クリアに鳴らしてくれます、こんなに軽いアンプなのに。

普段聴いているPioneer A-A9は、ソースダイレクトで鳴らしているので低音域があっさりしてますが、その違いもあってか低音域に厚みを感じます。その分全体的にややマイルドな印象に感じるのかなぁ? キレという点では弱いのかもしれませんが聴きやすい気がします。なるほど良い音です。

 

マンションで現実的に流せる音量程度であれば、A-A9である必要がないなぁという音を提供してくれます。
恐るべしですなぁ、お手頃D級アンプ。

接続したスピーカーユニットは小型の8cmです。
15w+15wというアンプの出力からして大音量時や、16cmや25cmといった大型ユニットを駆動するとなると、ダンピングファクター(制動力)能力が効いてくると思いますものの、リングダクト RD-801につないで聴く分にはまったく問題ないですね。

しばらく試聴しましたが、このアンプあまり熱くなりません。
A-A9とかけっこうな上部が熱くなるのに…

こりゃ発熱量からしても省電力であること間違いないな~^^ ECOでもあるし、これをメインにしようかな^^

 

2011年07月29日作成
2011年12月11日一部更新

 

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