検討 汎用バッテリーケース(3) トグルスイッチ

4.8vと9.6vの切替が可能なバッテリーケースの検討をしております。
(写真・イラストはクリックすると大きく表示されます(一部除く))

 

検討 汎用バッテリーケース
http://diy-sound.net/archives/1234

検討 汎用バッテリーケース(2) 4路スイッチ
http://diy-sound.net/archives/1245

 

「検討 汎用バッテリーケース(2) 4路スイッチ」において、トグルスイッチでも出来ますよ、というコメントを頂きました。
私はスイッチの端子にいずれも接続して、電源を取り出すという固定思考となってましたが、頂いたコメントではバッテリー端子より電源を取り出して接続するとあって、柔軟な思考とはこうだよなと感心しました。

これがトルグスイッチのイメージです。

一般的にはレバー型のスイッチをどちらかに倒すことで、接点が切り替わるというもの。
知ってはいましたが、どうにもこの接点ではうまくいかずに断念して4路スイッチを使ったものへと思考が移ったのですがそれが可能とのこと、興味津々です。

コメントに頂いた回路のイメージは

 


 

6Pのスイッチ端子をU,V,W,X,Y,Zとし、内部構成を以下の通りとします。
状態1:UとV、XとYが接続
状態2:VとW、YとZが接続
4.8V電池1の端子をB1+とB1-、4.8V電池2の端子をB2+とB2-として
B1+とU、B2+とV、B1-とWとX、B2-とYを接続し、
4.8V+をB2+、4.8V-をB1-、9.6V+をB1+、9.6V-をZから取り出します。

 


 

ふむふむ、これをこれまで検討してきた図に当てはめてみますと…

これで合ってますよね…

ではこれに、トグルスイッチの接点の動きを加えてみます。
まずは4.8v側にスイッチを傾けた場合です。

なるほど、4.8v×2の並列回路になっていますね。
見事だな~^^

よし、では、9.6v側にスイッチを傾けてみたらどうでしょう?

見事!

頂いたコメントでも、

 


 

スイッチ状態1ではB1+とB2+、B1-とB2-が接続されて4.8V出力あり、
9.6V-がオープンになるので出力なし。
スイッチ状態2ではB1-とB2+、B2-と9.6V-が接続されて9.6V出力あり、
4.8V+と4.8V-が同電位(ショート)で出力なし。

 


 

との説明がありまして、そのとおりですね。

なるほどなるほど、やっぱり脳みそをやわらかくして考えないといけませんね~
4路スイッチよりトグルスイッチが安いはず^^

こちらがお奨めですね。
情報有難うございました。

 


 

通常のトグルスイッチのレバー位置と接点が異なるとのご指摘がありました。
まったくそのとおりでした、失礼しました。

通常のトグルスイッチの接点イメージは次のとおりになります(詳細はスイッチの仕様によります)

ご指摘有難うございました。

 

(※写真をクリックすると大きく表示されます)

 

2012年04月29日
2012年04月30日追記

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コメント & トラックバック

名無し :

トグルスイッチは大抵の場合レバーが倒れている方向と反対側の端子が
接続されるのでご注意ください。(イメージ図の逆)

なお6Pスイッチのuとz、xとwを接続して使う事を俗に「たすきをかける」と
呼び、4路スイッチと等価になります。モーター関連の工作の経験者ならば
逆転スイッチとしておなじみです。

トグルスイッチはセンターオフとかモーメンタリ形とかバリエーションが
色々あるので用途の広いスイッチだと思います。

ご指摘ありがとうございました。
おっしゃるとおり、通常のイメージ間違えてましたので修正イメージをアップしました。
モーター関連の工作、確かにしてません(汗^^)
トグルスイッチ、いろいろと用途があるんですね、勉強になりました。
いろいろと有難うございます(御礼)

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